ダイエットのリバウンド率は、半分以上や7割以上など様々な論がありますが、いずれにせよ多いことに変わりありません。
そして、リバウンドした体重は、新たにダイエットを始めても減りにくいと言われています。
「ダイエット後のリバウンドは痩せない」とは、断定はできませんが、「痩せにくい」事は事実です。
そこで、今回はリバウンドが起こる原因とその対策についてまとめていきます。
この記事でわかること!
- ダイエット後にリバウンドが起こる原因について知る事ができる
- 原因に合わせた対策について知ることができる
- リバウンドしにくいダイエット方法について考えることができる
私自身もダイエット後にリバウンドし、現在進行形でダイエット中です。
「ダイエット後のリバウンドは痩せない」原因を5つ紹介!
ダイエット後にリバウンドすると痩せにくくなる原因についてまとめます。
- 急激に体重を減らしたことによる、身体機能の低下
- 食事制限により、基礎代謝が低下している
- 体重減少と共に筋肉量も低下し、運動代謝が低下している
- 運動・食事習慣がダイエット前の生活に戻り、単純に運動不足、カロリー過多になる
- 痩せた成功体験があり、またダイエットをして痩せられると思い気が緩んでしまう
①急激に体重を減らしたことによる、身体機能の低下
無理な食事制限や運動で体重を落とすと、身体は栄養や水分不足の状態となります。
その状態は身体への負担が大きく、生活において必要な身体機能が損なわれている可能性があります。
身体機能が損なわれると、免疫力も低下し体調を崩しやすくなるだけでなく、精神面に影響します。
体調が悪くなるギリギリで、元の食生活に戻せば大丈夫と思われるかもしれませんが、栄養不足の状態で普通の食事を摂ることは、消化器系への負担が大きくなり、逆に太りやすい身体になるリスクがあります。
②食事制限より、基礎代謝が低下している
ダイエットで食事制限していると、少ないエネルギーでも生活していけることを身体が知ってしまいます。
すなわち、生命維持に必要な基礎代謝が、少なくてもやっていける状態となっています。
そんな時に、生活を戻すと、余分なエネルギーが増えてしまい、リバウンドする原因となります。
基礎代謝は、年齢や体質により個人差がありますが、筋肉量や運動量と関係しています。
一度落ちた基礎代謝は、運動習慣や食生活により再構築していく必要があるため、回復には少し時間がかかります。
③体重減少と共に筋肉量も低下し、運動代謝が低下している
基礎代謝にも影響する、運動代謝ですが、筋肉量と大きな関係があります。
同じ運動をしても、筋肉がある人とない人とでは、ある人の方が代謝量は多いです。
ダイエットすると筋肉が減少する要因として
- 食事制限による栄養不足で、筋肉を分解して栄養を得る身体になっている
- 運動をしていても、筋肉形成に必要なたんぱく質が不足しており、うまく筋肉を作れていない
- ダイエットによるストレスで、筋肉を分解しやすくホルモン(コルチゾール)が放出される
体重が減少するのは良いことと感じますが、筋肉量が単純に減ったとすると、良いこととは言えません。
④運動・食事習慣がダイエット前の生活に戻り、単純に運動不足、カロリー過多になる
ダイエットが終了すると、ストレスや反動で食べてしまう事があります。
キッパリ運動も休んでしまい、少ない栄養でも生きていけるところに向けて、多大なカロリーが入ればリバウンドまっしぐらに決まっています。
チートデイ的に1日、2日くらいであれば戻すことは可能ですが、完全に元の生活に戻ってしまうと、脂肪が付きやすくなり、太りやすく痩せにくい体質になります。
⑤痩せた成功体験があり、またダイエットをして痩せられると思い気が緩んでしまう
油断するとはこのことです!
④運動・食事習慣がダイエット前の生活に戻り、単純に運動不足、カロリー過多になる
にも影響をする部分になりますが、食べすぎても、また痩せればいいと思い込んでしまいます。
一度痩せたことで調子に乗ってしまうこともありますが、何とかダイエット後の体重を維持する方に、気持ちを切り替えていく必要があります。
私自身のリバウンドは④⑤が原因と言えます。
ついつい油断してしまいました🐰
「ダイエット後のリバウンドは痩せない」対策を5つ解説!
上記で原因についてまとめてきましたが、ここからは対策を解説していきます。
ダイエット後の過ごし方や、そもそものダイエットの方法について考える機会になります!
- 無理なダイエット、一時的な体重減少のためのダイエットは控える
- 基礎代謝を落とさないダイエット方法について知る
- 筋肉量を落とさない減量方法について知る
- 無理のない範囲で運動・食生活を継続する
- 痩せた自分を褒めて、体型を維持できるよう努力しよう
①無理なダイエット、一時的な体重減少のためのダイエットは控える
身体機能を低下させるリスクのあるダイエットは、続かないだけでなく、続けることにより健康を損なうことに繋がります。それでは、ダイエットとは言えません。
無理することに力を注ぐよりは、正しい知識を身につける事に時間を使ったほうが有効的です。
ダイエット成功させてやりたいことまでの期間が迫っているなど、短期間で効果を出したいときは、パーソナルトレーニングやトレーナーさんの居るジムなど、専門科の力を借りることも一つの手です。
健康的なダイエットについて詳しくは、②③の項目書いていきます!
②基礎代謝を落とさないダイエット方法について知る
基礎代謝が落ちてしまった後の対策と、そもそも基礎代謝を落としにくいダイエット方法に伝えます。
基礎代謝が落ちてしまった時の対策
基礎代謝とは・・・呼吸をしたり、心臓を動かしたりなど、生きるために最低限必要なエネルギーの事
身長、体重、性別、年齢により計算できます。
男性>女性の傾向があり、ピークは男性15〜17歳、女性の12〜14歳です。
ダイエット中・ダイエット後は食事制限などにより、省エネモードでも生活できる状態となっています。
そんな状態から、基礎代謝を上昇させるためにはいくつかのポイントがあります。
- 筋トレや有酸素運動を行い、筋肉量を上げる
- ストレッチを行い、血行を良くする
- たんぱく質・食物繊維を意識して、バランスの良い食事を心掛ける
- 白湯を飲んだり、湯船に浸かり、身体を温める
- 質の良い睡眠を摂る
基礎代謝を意識して上げていくことで、自然と痩せやすい体質を得る事ができます。
基礎代謝を落としにくいダイエット方法
基礎代謝は1日に摂取する最低限の栄養量ですが、逆に摂取の上限を決める数値が活動代謝量といいます。
活動代謝とは・・・運動レベルに応じた消費エネルギーの事
家事レベルの人とアスリートの人の消費エネルギーが異なるように、人それぞれで違ってきます。
基礎代謝と活動代謝の計算についてはこちらから簡単に行えます!
例)
基礎代謝量・・・1150kcal
活動代謝量・・・1500kcal
摂取カロリーの目安・・・1300kcal±50kcal 程度で抑える
食べる内容は、高たんぱく質な食材や野菜からビタミンやカリウムを摂ることを意識した方が、痩せやすい体質が手に入りやすいです。
バランスの良い食事は、筋トレやダイエット効果を高めることができます!
③筋肉量を落とさない減量方法について知る
ダイエット後に筋力が低下していると感じている方、ダイエット始める前に筋力を落とさない方法を知りたい方に共通して言えることですが、筋力はあるに越したことはありません。
運動の時間と決めなくても、できる時に10分だけ、できる時は1時間など、自分のペースで良いです。
筋トレやストレッチも、難しいことと考えずに、動かさないよりは動かす方が良いと思って行う方が長く続ける事ができます。
筋力を向上させる運動は、限りなくありますが、人の中で一番大きな筋肉は、大腿四頭筋(太もも前側の筋肉)、次いで大臀筋(お尻の筋肉)です。
下半身に大きな筋肉が多いので、スクワットや椅子からの立ち上がるを繰り返すなども効果があります。
大きな筋肉を鍛えると、運動代謝量UPします!
④無理のない範囲で運動・食生活を継続する
ダイエットは、目標の数値まで体重が減量したら終わりではありません。その体重を維持してこと、成功と言えると思っています。
体重を維持できると言うことは、同時に健康を維持していくことになります。
無理しすぎないように行ったダイエットであれば、正しい食事管理と運動習慣ができていると思います。
⑤痩せた自分を褒めて、体型を維持できるよう努力しよう
ダイエットは、決して簡単なものではありません。
長くなればなるほど、制限によるストレスはありますし、運動も意識して行う必要があり、大変です。
私自身はパーソナルトレーニングをして、終了後1ヶ月リハビリ期間を経て、元の生活に戻りました。半年くらいは体重維持していましたが、制限の苦しさから開放感で、リバウンドしたことがあります。
ダイエットと同じくらい、体重を維持していくことは大変だと感じています。
痩せた自分を見て、まずは多いに喜び褒めましょう!毎日鏡を見て、自己肯定感を高めるのも良いです🐰
そして、その体型を継続、さらに高みを目指す場合もあると思いますが、これからどうしていくのかをしっかりと考えておきましょう。
私はこれができていなかったから失敗しました。
まとめ
「ダイエット後のリバウンドは痩せない」の原因と対策についてまとめてきました。
- ダイエット後のリバウンドは痩せないではなく、痩せずらいが本当
- 基礎代謝や筋肉量が低下すると、太りやすい体質になる
- 下半身に大きな筋肉が多いので、短時間でもスクワットやヒップアップをして筋肉を刺激しよう
- ダイエット後リバウンドしそうになったら、生活を振り返ってみよう
- ダイエットを頑張った自分を全力で褒めるけど、気は緩めないよう注意
私自身も絶賛ダイエット中です。
一緒に頑張っていきましょう!
ダイエットを最初から考え直したいと思う方はこちらを読んでみてください!
ダイエットのモチベーション維持について知りたい方はこちらもおすすめです!
バランスの良い食事についてや高タンパク食材を使ったレシピなども紹介できたらと考えています。
最後まで読んでいただきありがとうございました🐰/
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